2018年12月25日火曜日

2019.1月号 R指定


──「EROGRO」はR指定の2018年を総括するのに相応しい内容になっていますが、エログロという構想は前から温めていたのですか?
マモ:そうですね、エログロっていう言葉自体は頭の中にはずっとあって。なので、前回のアルバム『死海文書』を発売する前から次の構想があってこの曲にしたいなというのはあったんですけど、すぐに制作に取り掛かったわけではないんですよ。ある程度の形が見えてからメンバーに曲を送ろうと思っていたので、レコーディングは結構ギリギリにはなりましたね。

──それにしても、こうした内容の曲は今まで出してはこなかったですよね。でも、出しているように感じるというか。
マモ:R指定のバンド名だったり、MVからはエロやグロの要素って取れると思うんですけど、確かに曲としては今までそんなにはなかったです。何かヴィジュアル系にありきたりじゃないですか、エロとグロって。だから、そこまですすんでやってこなかったし、「EROGRO」っていうタイトルだけ聞いたらすごく激しい曲なのかなって思うかもしれないんですけど、絶対にそれにはしたくなくて。「EROGRO」という言葉のインパクトをそのまま捉えてもらうんじゃなくて、ちょっとお洒落なものにしたいかなって。ただのエロとかグロには自分もちょっと興味ないんでセンスのあるエログロにしたかったんですよね。

──エログロとお洒落って一見結び付かないものですが、「EROGRO」はだいぶお洒落に仕上げてきていますよね。
マモ:自分の好きな作家、例えば丸尾末広さんや江戸川乱歩さんが描く世界観ってただのエロやグロではないんですよ。なので、「EROGRO」もその表現には近いかなと思います。

──なるほど。この曲では同期音が入っているせいか、パーティーチューンにも聴こえますよね?
マモ:そうですね、ビートがずっと鳴り続けている感じというか。曲を作り始めたときピンク色が頭の中で浮かんできて。そのイメージがあったのでパーティーチューンというか、簡単にいえばクラブって感じですね。それで、同期もそっちに寄せていったんです。

──四つ打ちのリズムということですよね?
マモ:そうです。

──今までそうしたリズムはあったにせよ、アルバム『死海文書』の後に続く曲が「EROGRO」とは、メンバーもさぞかしビックリしたのではないですか?
楓:デモの段階からダンスナンバーっぽい感じの印象はあったんですけど、妖しい雰囲気もちゃんとあったんで、なるほどねっていう感じでしたけどね。だから、普通にイメージも湧きやすいし、最初から同期やシンセで雰囲気が出る方向だろうなっていう認識はありましたけど。

──同期音、かなり多めですが。
楓:そうっすね。でも、最近は多めっちゃ多めかな。まぁ、減らす傾向にはあるんですけど、その中では敢えてというか。最初は「魅惑のサマーキラーズ」の続き、「サマキラ2」ぐらいの感覚でいたんですよ。でも、「サマキラ」とは違う雰囲気がある曲なので良い感じやなとは思いました。

──実際にレコーディングしてみていかがでした?
楓:カップリングの曲もそうですけど、完全に7弦ギターで攻められるようになったし、普通に楽器の面白さを再確認しながらっていうところはありましたけど。割とシンプルっていえばシンプルだし、でもやることはやっていますよっていう感じでやれたかなって感じですね。

──ちなみに、レコーディングに入る前にギター隊でプリプロなどは?
Z:四つ打ちだったんで、どちらかといえば下を支えた方がいいかなっていうのは話して、動きすぎずリフをカチッとさせた方がいいっていう感じでした。正直、「EROGRO」は出来上がりで驚いたんですよ。

──Zさんから見て、この曲は最初どういったイメージだったのです?
Z:えっと、ここまでのダンスナンバーになるとは思っていなくて。なので、出来上がりはデモより100倍も良くなっていたので驚きましたね(笑)。まぁ、マモはここまでが見えていたのでこうした出来上がりになったんでしょうけど、俺はデモの段階でそこまで見えていなかったので。

──マモさん的にはこの出来上がりは予想の範疇だったんですね。
マモ:そうですね。形的にはイメージどおりに仕上がったかなと思います。

──宏崇さんは「EROGRO」に関してはいかがですか?
宏崇:作るときはあんまりタイトルを気にしていなかったのでそんなにタイトルとダンスチューンがどうっていうのは考えなかったんですけど、何をどうしたら今までと違う感じというか、四つ打ちはこれまでにもあったので違う感じを出せないかなと思って色々と考えたんですけど、普通が1番良かったです。

──具体的にどのようなことを考えたのです?
宏崇:四つ打ちっていうと、ドチ、ドチって感じじゃないですか。それで他のアプローチはないかなと思って探したんですけどなかったんですよね。裏打ちじゃないパターンもあったんですけど、結局はそれに落ち着いたなって。

──さっき言ったように普通が1番だったと。では、リズム隊でのプリプロは?
宏崇:ないです。そんなの今までに1回もしたことない。これに合わせてっていう感じなんで(笑)。
七星:宏崇が決めたやつに合わせるだけです。

──となると、七星さんが「EROGRO」のレコーディングを通して見えたことは何でしたか?
七星:ほんと、宏崇が言ったとおりかなと思います。昔だったら、むりくり違うことや面白いことを攻めていたかもしれないと思うんですけど、ベタなのがすごいっすね。

──一周回ってってきたという感じですか?
七星:戻ったというか、行き着いたんじゃないですか。いやぁ、ベタってすごいんすよ。

──ベタだからこそシンプルに聴こえてくるので良いと思います。あとは、歌詞で世界観が変わってくるというのも大きいのではないでしょうか?
マモ:そうですね。これが普通の歌詞で《ハジケようぜ!》みたいな感じだったらクソつまらないじゃないですか、メロディがキャッチーなだけに。なので、今回は初めから《目玉舐め舐め Show》は歌詞に入れたくて。これが出てくるのはBメロなんですけど、サビよりもこっちの方がインパクトあると思うんですよ。その分、サビはラフに歌ったというか。

──このインパクトのある一文をサビに持ってこなかったのは、最初から計算あってのことですか?
マモ:計算したというか、別に目玉舐めの曲ではないし。でも、トータルで聴くとそういうことかっていう感じもあるので、あくまでサビはキャッチーにした感じですね。

──近々ライヴで披露すると思いますが、パフォーマンスにも期待できそうですね?
マモ:楽曲が出来てここから色付けをしていくというか。基本的には楽曲に振り付けはいらないと思っているんですよ、ヴィジュアル系であろうと。ヴィジュアル系って全部の曲に振り付けを付ける傾向があるじゃないですか。けど、最低限でいいんじゃないって。例えば、「サマキラ」とかはダンスがあったからこそ今の定番の曲になったし、必要なものにはそういう風に振り付けを付けてもいいのかなって。だから、この曲もこれから色付けしていきたいと思います。

──カップリングの「アイアンメイデン」はZさんの作曲ですが、タイトルを見た瞬間、バンドか!?と。
Z:まぁ、イメージが強すぎてそうなりますよね(笑)。
マモ:Zに初めこのタイトルを言ったとき、ゴツすぎって言われました(笑)。

──元々、Zさんが曲を作る際に抱いていたイメージはどのようなものだったんです?
Z:イメージは、拳と折り畳みですね。単純に、ライヴでその2つが出来たら良いなって。まぁ、曲は数曲作っていたんですけど、1番最初に出来上がったのがこれで。それで、カップリングはこの曲にしようかってなったので、そこから仕上げていった感じですね。
マモ:この曲が出来たおかげで「EROGRO」とのバランスが良くなったと思います。ちなみに、タイトルは有名バンドではなく、拷問器具です。

──どうしてその発想に?
マモ:痛い歌詞というか突き刺さる歌詞を書きたくて、心に棘が突き刺さるというインスピレーションからアイアンメイデンとなりました。

──ライヴノリの良い曲とはいえ、歌詞は実に深いものになりましたね。
マモ:メロに関してはZと相談したんです。実は1回、Zが作ったメロで歌ったんですよ。でも、ちょっと古いなって。
Z:ちょっと違うねって(笑)。古き良きという感じだったら良かったんですけど、ただ古いっていう。
マモ:古いというか、若かったかな。アルバム『人間失格』に入っていたら違和感なかったと思うんですよ。でも、今の俺らがやったら違うなって。それで試行錯誤したんですよね。
Z:で、その後、勢いでマモに歌ってもらったらその1発がものすごく決まって。
マモ:メロを決めずに歌いました(笑)。
Z:投げやりというか、マモのインスピレーション一発でドンって出して。
マモ:おかげでハマりましたね。やっぱり、メロディってどうしても作る人の癖があるので、自分の感覚で歌った方がR指定っぽくなるというか、ハマりやすくなるなと思いました。

──曲のタッチが中盤でガラリと切り替わるのも面白いですね?
Z:こういう展開になったら面白いよなっていうのは漠然とありましたね。なので、これは最初から変わっていないです。

──この曲でZさんから他のメンバーに投げかけたことは何かありましたか?
Z:いや。自由に、ですね。ただ、聴きどころはライヴをやってみないことには分からないですね。展開があるのでそこが聴きどころになってもいいし、イントロが始まってAメロになってからもいいし、ライヴでどっちがみんなは好きなんだろうって。あとは、どのセクションを自分が1番楽しめるだろうっていうのはあります。なので、やってみてからですね。

──随所に聴きどころがありますからね。皆さんはいかがですか、この曲。
楓:元々、曲全体とか音に関してはZさんの中でイメージがあったので、それを確認しながら弾いた感じですね。必要な部分と不必要な部分を2人で話し合って、結果シンプルにかっこよく決めるっていう。あとは音色をそんなに変えていないので、その中でどれだけ展開を分かりやすくさせるかという面で、最後の切り替わる展開の一小節前のフレーズをちょっと突いてくれっていうのをエンジニアさんに細かく注文しましたね。
七星:曲が弾けっていうやつを弾いただけかなっていう。相談とかはしていないけどハマッたんじゃないかな。

──レコーディングの段階から、ライヴの絵はある程度見えていましたか?
七星:リズムが割と複雑なのでライヴはまだ想定は出来ていないですね。動きながら弾けるのかとか、今はまだそういう段階です。でも本当にリズムが難しいので、それを綺麗に出来るかどうかじゃないですか。そうしないと曲にノレないと思うので。

──やはり、ライヴが大事になってくると。
宏崇:いやもう、テンポチェンジも相当シビアなのでどうなるか分からないっす。「EROGRO」とは全然違うし、めちゃめちゃ難しいですんよ、これ。最初にデモ聴いたとき、メタルかと思ったぐらい。で、メタルっぽいから封印させていたシンバルを復活させたんですよね。それがレコーディングで良い具合にハマッたのでそこは結構こだわりポイントですね。今までやらなかったリズムパターンが色々と入っているので、ライヴは気合いでやるしかないです。

──ライヴでは前後に置かれる曲も注目ですね。
マモ:セットリスト的には、新曲だから中盤辺りには持ってきたいかな。でも、やってみないと分からないですね。けど、個人的には、こういう曲の方がライヴで自分を発揮出来るので音源よりも良くなりそうだなと。

──今後の予定としては、R指定-苦執念計画-最終公演『此の子の九つのお祝いに』があります。苦執念計画があったことで今年も充実した年になったのではないですか?
楓:そうですね、海外にも行けたし。
マモ:苦執念計画は来年1月8日で終わるんですけど、豊洲PIT公演で締め括るんじゃなくて10周年に繋がるようなツアーにしたいと思っているので派手にやろうかなと思ってます。

Interview:ERI MIZUTANI

2019.1月号 POIDOL

Q1、まずは2018年を振り返って、メンバーそれぞれどのような年になりましたか?
絢瀬 ナナ:自分達が始動してから一番長い時間を過ごした一年だったので手探りなところもありながらがむしゃらに前だけ向いて進んだ一年でしたね。「若手だから」なんて思った事ないし同じ舞台に立つ以上皆等しく平等であると僕は思うので自分が遺せるもの一つ一つ突き刺し続けました。やっぱり出たてのバンドですし結果って常に求め続けられるわけで。でも求められるって生きてるって思えるので、発信して良い悪い好き嫌い色んな声を聞けて嬉しいです。このバンド始める前は誰も何も言ってくれない時もあったから。そして自分達に感じてるスキルだったりと現状のギャップとも向き合い続けました。周りのどのバンドよりも成長したって言い切れますね。まだまだですけどね。こうやって思い続けなきゃ前に進めないのである意味僕の精神状態が凄く良いです。
凪 爽汰:体感的に人生で1番早く終わった年になりましたね。嬉しいこともあれば嫌なこともあって、楽しい時間もあれば悩む時間もあって、感情がいっぱい動かされました。
あと髪の色が4回も変わった年でした。
絢瀬 蘭:2018年はPOIDOLにとって、そして人生においても物凄く濃かったと言っていい程激動の一年でしたね。初めてワンマンやツーマンをしたのもこの年ですし。ありがたいことにライブもたくさんすることが出来て学ぶこともあれば挫折することも多々ありました。自分といかに向き合えるか。メンバーとも何度も本気でぶつかったりもしましたけどね(笑)苦楽を共にしてバンドとしても、個人としても皆強くなったんじゃないかなと思います。今までに無い程の新鮮な日々を過ごして自分の在り方というものが見えた気がします。正解は無いですしまだまだほんの一握りですけどね。
水奈月 タクト:6月にPOIDOLに加入してからずっと走り続けたような感覚で、バンドにとっても自分にとっても激動の1年だったように思います。充実していました。

Q2、2019年1月9日にニュー・シングル「LIPS」が2タイプ同時にリリースされます。ナナさん、本作のテーマを教えて下さい。
絢瀬 ナナ:理屈じゃ語れない想いという部分に触れました。僕は友人とかからよく恋愛相談だったり受けるんですが、はたから見たらそんな人、願いはダメだよ!って事でももう歯止めが利かなくなっててそんな背中を押して欲しくて、肯定してほしくて相談してくると思うんです。法に触れてなければ、常識的じゃなくても背中押します(笑)それで良いと思いますけどね。向き不向き、正解不正解じゃなくて自分の心が行きたいところに行けば良いと思います。そんな女の子の歌。


Q3、リード曲「LIPS」のレコーディングのエピソードと、メンバーそれぞれの聴きどころを教えて下さい。(併せて、作詞者は歌詞の見所も教えて下さい)
絢瀬 ナナ:かなり言葉遊びをしましたね。あとは読んでください。解釈はお任せ。
凪 爽汰:メインのリフが大胆かつ繊細なリフでおもいっきりバチバチ弾く感じなのにフレーズが細かくてノイズがのりやすいのでレコーディング時間の半分はこのメインリフに持っていかれました。
絢瀬 蘭:楽器陣の音を全体的に以前の楽曲よりアグレッシブにしましたね。あーでもないこーでもないを繰り返して今の音が出来上がった時は満場一致で「これだ!」ってなりましたね。ベースの聴き所ももちろん音です。
水奈月 タクト:曲の後半になるにつれ手数や足数がどんどん増えていくのは色んな曲でやってますが、LIPSはより大げさにやってます。ドラムレコーディングは音作りを何度も協議して、パンチのあるバキバキな音とプレーに仕上がりました。


Q4、「LIPS」をライヴで披露する際、サファイアにはどのように盛り上がってもらいたいですか?
絢瀬 ナナ:大きな声で。
凪 爽汰:デカイ声とキスキスポーズ!
絢瀬 蘭:声をくれれば後はお任せで楽しんでもらえればと。
水奈月 タクト:三人が挙げてくれたことと、あとはもうその時その場にある物を感じるまま楽しんでほしいです。熱く!


Q5、タイプAに収録されるカップリング曲「包帯天使ちゃん」のレコーディングのエピソードと、メンバーそれぞれの聴きどころを教えて下さい。(併せて、作詞者は歌詞の見所も教えて下さい)
絢瀬 ナナ:ふざけました。嘘です(笑)LIPSが綺麗に書いたとするならこの曲はファンシーかつ泥臭く書きました。二面性というか。嫉妬って歪んでなきゃ可愛いと思うんです。
凪 爽汰:サビのギターが結構ヘビーな感じでPOPな中にあるヘビーさがなんか塩キャラメルみたいだなぁって思いながら弾いてました。
絢瀬 蘭:高い声の掛け声が収録されてるのですが実はナナの声を変えたものなんです。あの声でナナが話してる時涙が出るほど笑いましたね(笑)落ちサビでさりげなくソロフレーズの様なものを入れてるのでよく聴いてみてください。
水奈月 タクト:取り入れたいことのイメージはすぐ固まったので、レコーディング自体はスムーズに終わったのですが、あるセクションでドラムソロのごとくやり過ぎてしまってボツになったテイクがありました笑。聞きどころはイントロのスネアロールで、ボーカルラインに寄せつつ、でも完全にはユニゾンさせずちょっと複雑なアクセント移動をしています。



Q6、メンバーそれぞれ、ライヴで「包帯天使ちゃん」をどのように演奏していきたいと考えていますか?
絢瀬 ナナ:振付けにかなりこだわったので楽しくやりたいですね。初見殺しですけどね(笑)
凪 爽汰:ギター弾いてるけどなるべくみんなと一緒にフリを出来るように頑張るね!
絢瀬 蘭:この曲はとにかく楽しく。振り付けもPOIDOL史上最難関なので皆の振りを見ながら弾きたいなと。
水奈月 タクト:みんなで楽しく踊れるように、軽快な感じで叩きたいですね。


Q7、タイプBに収録されるカップリング曲「空想喰ライ」のレコーディングのエピソードと、メンバーそれぞれの聴きどころを教えて下さい。(併せて、作詞者は歌詞の見所も教えて下さい)
絢瀬 ナナ:Bメロ始まりのパンデミックというワードですかね。世界的流行する病気という意味なんですけど「よく思いついたな自分」と自分を褒めたい(笑)淀んだ場所にいると足引っ張られますからね。自分はどちらを向くかって事です。傷の舐め合いは良くない。
凪 爽汰:メインリフのでだしのきざみがメッチャ早くて弾きすぎて手がプルプルしてました!あと、ほとんどわからないと思いますがLIVEの時にループする場所のリフをメインリフと1音だけ違くしてます!言わなければ誰も気づかないと思います。
絢瀬 蘭:この曲のデモをナナに聴かせたときに歌詞がすぐ降ってきたことですね。世界観もドンピシャでしたがそんなワードよく思いつくなと(笑)他の曲よりも重心を下に持っていってるので注目してみてください。
水奈月 タクト:これもまたイメージしやすかったので、フレーズはすぐ決まりました。細かな足技を使うフレーズがあちこちにあるのと、3Aでトリッキーなライド使いをしているので、そこがドラム的な聴きどころです。



Q8、メンバーそれぞれ、ライヴで「空想喰ライ」をどのように演奏していきたいと考えていますか?
絢瀬 ナナ:激しく。
凪 爽汰:周りの迷惑にならない範囲ではちゃめちゃに暴れてください!
絢瀬 蘭:この曲は感情が爆発してしまうのでその時の雰囲気にお任せです。
水奈月 タクト:包帯天使ちゃんとはうって変わって激しくパワフルなイメージです。自分へでも他人へでも、日々思う葛藤とか、くそくらえだと思うことをライブでぶつけてきてほしいですね。


Q9、タイプAには「LIPS」の MUSIC CLIP と OFF SHOTが収録されます。MUSIC CLIPの撮影秘話と、メンバーそれぞれの“ここに注目して観てもらいたい!”というポイントを教えて下さい。
絢瀬 ナナ:全部です!撮影秘話で言えば田舎だったので大きな蜘蛛が出て大騒ぎになった(笑)あとは僕の目隠しが60デニールのストッキング。ギリ前が見えた。
凪 爽汰:初のドローン様が参戦してくれました!ラストのサビでギター下に置いて弾いてるのがサイコパス感出てて気に入ってます。
絢瀬 蘭:今回の衣装はお腹と太ももが出てるのですがまあ寒かったですね。メンバーにいっぱい触られました(笑)あとはタクトと爽汰がちょこちょこ寝てたことですかね。お腹と太ももチャンスがあるかも。
水奈月 タクト:めまぐるしく移っていくカットの多さが今回のMVのポイントです。個人的には空撮で上から僕とドラムを映しているシーンがお気に入りです


Q10、タイプAにはPOIDOL 2nd ONEMAN 1st Anniversary&絢瀬ナナ生誕祭「ブルーメノウ」TSUTAYA O-WEST公演より、1.夜な夜なバカを見る 2.Bang!!Bambina!! 3.ケセラセラの映像も収録されます。改めてこの公演を振り返っての感想をお願いします。
絢瀬 ナナ:想いが溢れ過ぎましたね。剥き出しにし過ぎたので激情の中にも冷静さをという学びを得ました。WESTの二階席まで完全に埋まるほど沢山のファンに「今」を見てもらえたけれど僕個人としては本当にくやしい思いをしたので腹六分目です。今はお腹ペコペコなので次へ向けて歩いてます。
凪 爽汰:LIVEが始まってたくさんのサファイアの表情と声を聞いたら感極まっていい意味で感情的なLIVEになったのですが意外と冷静な所もあって、1年間にこんなことあったなぁ。とか皆んなすごく楽しそうだなぁ。とか皆んな1曲目からメッチャ暴れるじゃん!みたいな事を考えて弾いてました。
絢瀬 蘭:空を飛んでる様な感覚でしたね。ステージに上がってから体が嘘の様に軽くて感覚が研ぎ澄まされてたのを未だに覚えてます。気付いたときにはもうこんなに曲数やったっけ?ってくらい。一フレーズを噛み締めながら弾いてたんですけどね。それと、あの日見た皆の表情と声はきっとこの先も忘れないんだろうなって思います。すごく素敵な表情をしてたんですよ。
水奈月 タクト:通過点であり挑戦、そして記念でもあったこの日。サファイアの一人一人が僕らへ向けてくれる笑顔と、会場全員で作り上げた景色が忘れられない1日になりました。特典映像では、より近い距離感でその時の僕らを体感してもらえると思います。


Q11、ニュー・シングル「LIPS」が2019年最初のリリースとなりますが、メンバーそれぞれの2019年の目標と、バンド全体で掲げる2019年の抱負を教えて下さい。
絢瀬 ナナ:前に進む事ですね。バンドとしては個としての力をもっと強くして一人一人何処にでても一番を取れる。POIDOLをそんな人間の集まりにします。
凪 爽汰:成長する事です。何をと聞かれればたくさんありすぎて書けませんが、一言で言うならば必要とされる人間になりたいですね。
絢瀬 蘭:ナナがバンドとしての抱負を述べている通り個人的な目標もそこにあります。音楽スキルだったりステージング、自分の在り方。先を見ればキリが無いとは思いますが2019年はとことん自分というものを突き詰めて行きたいですね。
水奈月 タクト:演奏でもなんでも最後に味方してくれるのは体力だと思うので、より体力をつけること!



Q12、2019年2月9日にUMEDA QUATTRO公演を皮切りに、POIDOL東名阪主催TOUR
「誘発」がスタートします。メンバーそれぞれ、どのようなツアーにしたいと現段階で考えていますか?
絢瀬 ナナ:タイトル通り観に来てくれた人、共演者関わる全ての人達と思いを「誘発」しあいたいです。個性的で僕が心から尊敬して認めた人達と回る東名阪なので得るものしか無いですからね。より良い連鎖を此処から始めて業界としても賑やかになればなって。
凪 爽汰:対バンだからこそ先輩であろうと後輩であろうと関係なくお互いを意識し合えるような熱量的な意味で一触即発なツアーにしたいです。もちろんお客さんともね!
絢瀬 蘭:個性的で素敵なバンドと周るツアーですが先輩後輩関係なく食らいついて刺激をし合えるようなツアーにしたいと思ってます。出演者全員で生み出される熱量が見に来てくれた皆にとって忘れられない3日間にしたいですね。
水奈月 タクト:バンド同士でも、お客さんとも熱だったりモチベだったりを誘発し合えるような、そして各地でたくさんの人を巻き込みながら3月の恵比寿LIQUIDROOMワンマンへと繋げられるツアーにしたいです!


Q13、2019年3月30日には恵比寿LIQUIDROOMにてPOIDOL 3rd ONEMAN「Xiss Xiss Xiss.」が行われます。1stワンマンと2ndワンマンを経て自分が成長した部分と、今回の3rdワンマンにかける想いや意気込みを1人ずつ聞かせて下さい。
絢瀬 ナナ:んー、難しいなあ。自分って一番見えないからな...拗らせが少しマシになって素直になりましたかね?楽しいなら楽しい。楽しくないなら楽しくないって言えるようになりました。メンバーにも言われるんですけど最近普段の僕のトゲトゲしたところ、毒舌がすげー出てるって言われます(笑)恵比寿LIQUID ROOMは僕らにとって絶対に越えないといけない壁なので今から全速力で助走して突き破ります。
凪 爽汰:僕殻に閉じこもってしまうというか色々気にし過ぎてしまっていたのですが、1stワンマン2nd ワンマンを経てもっと自然体でいれるようになりました。フィルターが無い分お客さんに色々な事が伝わりやすくて想いが伝えられるLIVEになりました。
3rdワンマン僕達から君達に新しい自分を気づかせてあげられるLIVEにします!そしてまた皆んながいて自分1人じゃ気づけない何かが見つかるといいな。
教えてよねぇサファイア
絢瀬 蘭:よりメンバーを意識してライブする様になったってことですかね。1stワンマンの時はあまり意識出来てなかったんです。ですがメンバーを見ることによってライブ感をより肌で感じられたり、目が合った時は冷静になれたりその場の空気感を共有出来てすごく気持ちがいいんです。意識するってより気付いたらしてたって感覚の方が近いのかもしれませんけど(笑)3rdワンマンはきっと大きな壁になると思ってます。ここを確実に乗り越える為にしっかり準備をしてより一丸となって全員で強くなっていこうと思います。
水奈月 タクト1st〜2ndワンマンを経てバンドのドラマーとしてのマインドの部分だったり、楽器のプレーも含め自分の全てがPOIDOLになったなと思います。
3rdワンマンはバンドにとって大きな挑戦です。変わるもの、変わらないもの、どちらも高めてメンバーと乗り越えていく気なので、その目で見ていてほしいです。